帽子ヘルメット紫外線とハゲ・抜け毛・薄毛の関係

以前、「帽子やヘルメットで頭ををきっちり締めつけているのは、髪にはよくない」 と申しあげたところ、 「職業柄、帽子をかぶらないわけにはいかないんです。どうしたらいいでしょう?」
「夏の紫外線は肌によくないって関きますけれど、それでも帽子をかぶらないほうがいいんですか?」

といった問い合わせをいただきました。これは、少々食い違いがあったようです。実は、言いたかったのは、こういったもので、長時間、頭をぎっちりと締めつけたままにしておく状態がよくないということだったのです。

つまり、注意していただきたいのはヘルメットのように頭を締めつけるもの。麦わら帽子などは、かえってかぶるほうがいいのです。

ヘルメットは頭を保護するためのものですから、当然、強度が強くできています。通気穴などもありませんし、ずれないように頭をきっちりと締めつけてかぶります。この状態のままで何時間も過ごしますと、ヘルメットの中はなんと75度にもなることがあるのです。まるで、頭の上は蒸し風呂・・多量の汗と脂で、髪はベトベトです。

脱毛と気温の実験でも、頭にきっちりとしたものをかぶっていると、気温が25度以上で脱毛の気配があり、38度以上で脱毛の数が増えるというものがあります。

ある研究では、頭皮の上では、毛穴にたまった脂肪酸やフケが蒸されると、頭皮にある細菌の繁殖によい環境になり、その増えた細菌によって毛穴がふさがれてしまうのが困るという報告もあります。

これを解決するために、ヘルメットに通気用の穴を3つ開けるように言ってみましたが、強度が保てないということで怒られてしまいました。

このように、ヘルメットのようなものをかぶっている時間の多い方は、頭皮が酸欠になる可能性が高いと言えるでしょう。ヘルメット自体が直接の原因になっているわけではないと思いますが、酸欠が始まっている場合は、その進行を早めてしまうようです。

通気性のよい麦わら帽子や布帽子は、日差しよけにもなり、頭が蒸されてしまうこともありませんので、かぶっても大丈夫です。

紫外線は髪や頭皮を酸化させることにもつながり、髪には大敵です。夏の日中などは、かえって帽子をかぶるほうがいいのです。女性でしたら、日傘をさすのもいいでしょう。

ただし、帽子でもきつめのものをかぶっては逆効果になる恐れがあります。頭頂部の回りをきつく締めてしまうと、血管が圧迫され、血流を滞らせてしまうことになるのです。すると、頭皮の酸欠につながってしまいますね。

これは、ポニーテールのように、ぎゆっとしばってひっ張られている髪形でも同じことが言えます。

ヘルメットをかぶるときには、ときどき脱いで涼しい風を送り込んでやる。日差しの強いときには、帽子をかぶる。帽子はゆったりめのものを選び、きついものはかぶらない・・帽子をかぶるときの注意は、こんなところでしょうか。

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